西緑丘の家
・構造規模 : 木造2階建て
・敷地面積 : 121.34u
・建築面積 : 72.85u
・延床面積 : 116.89u
・所在地 : 豊中市
・施工 : 原田工務店
・竣工 : 2015年
・撮影 : 母倉知樹

大阪、北摂の私鉄沿線の丘陵地に広がる古くからの良好な住宅地の一角にこの家は建っています。
区画整理を経ることなく昔からの宅地割りと道を残したまま現在に至るこのような住宅地にあって、この敷地は一度も建物が建たないまま、「ぽかっと」した空き地として残されていました。
2方を道路に囲まれた角地であること。敷地に高低差があること。不整形な形をしていること。このような敷地条件と折り合いをつけながら、プライバシーに配慮し、家族が落ち着いて暮らせる場所をつくることが求められました。
この住宅の断面形状で最も特徴的なのは2階中央に向かい合わせで設けられた2つの納戸です。この家型をした2つの納戸を屋根から吊り下げることで、納戸の下にささやかな吹抜けが生まれ、まだ小さいお子さんの気配が1,2階どちらにいても伝わり、2階の大きな窓からの光が1階の奥の方まで届くようになります。またその70センチの差を活用して、納戸の一部はミシン台にもなっています。ここでは6寸という急勾配の屋根によって高さ方向の余裕が生まれ、吹抜けと納戸という機能的に真逆の要素を重ねあわせることが可能となりました。


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